おはようございます。
今、1番欲しいものは休み。そろそろ南の島に行きたくなってきた桜井です。
ワイナーの帰属理論という考え方があります。
目標を達成したい時にその意欲をどう維持するかにかかわる考え方ですのでビジネスマンや経営者の方には参考になるかと思います。
因みに帰属とは原因の所在がどこにあるかと言うことです。
目標を達成したい時に何がモチベーションを維持すると思われますか？
ワイナーはこれが努力により動機づけされると維持しやすいとしています。
トップアスリートがいい例ですが
モチベーションを維持できる人は「成功の秘訣は何ですか？」と聞かれてたら「毎日の積み重ねた結果です」と答え、
「敗因は何ですか？」と聞かれたら「今回は準備が足らなかった」と答えます。
これは努力の質や量が左右したと言うことです。
一方、モチベーションが下がってしまう人は成功の秘訣は「運」と答えて
失敗の原因を「才能がなかった」と答えるそうです。
違いがお分かりですか？
努力は自分でコントロールできますよね。
しかし運や才能はコントロール出来ません。
その違いなのです。
分かりやすく言うとモチベーションを保てる人は原因を自分に向けます。
保てない人は環境や才能など外部要因に向けるということです。
外部に原因を向けた時点で成長も改善も出来ません。
運や才能で片付けてしまうと次に繋がりません。
もうダメだと思ったところから足掻いて活路を見出している人は大勢います。
その人たちは運や才能を信じていたでしょうか？
信じてないから諦めず努力をさらにすることで活路を見出したのです。
諦めが肝要という人間は信用してはいけないのです。
