「食べたいものはカラダに聴く」

おはようございます。
街はすっかりクリスマスですね。医院の装飾をクリスマスに合わせるべく階段を登るサンタをゲットして上機嫌の桜井です。
老後の楽しみと言えば食事らしいですね。
旅行も同じ。食事が合わなければ折角の旅行も楽しみ半減です。
生得的欲求(飲食、排泄、睡眠)の一つですからこれが満たされない状態では欲求の解消が最優先となりますから落ち着かないのです。
これはホメオスタシスと言って身体を一定に保つ機能のためです。
動物は本能的に不足している栄養成分を含む食物を選択的に摂取する傾向があることが分かっていますいます
それを裏付けるのがカフェテリア実験と言う食行動についての実験です。
さまざまな栄養素を持つ食物・飲料を別々の容器に入れ、自由に選択して食べられる様にした環境下(カフェテリア形式)で毎日のラットの摂取量を記録し、摂取量の偏りを見ました。
結果、ラットは長期的に見ると栄養に偏りなく食物を選んでいることが分かりました。
さらに、ある一定の栄養素を採らせないようにしておいたラットでは欠乏した栄養素を含む食べ物を明らかに偏って選択摂取したのです。
そして補充されると偏りがなくなります。
自分にも経験があります。
一時期、牡蠣が食べたくて仕方ない時期があったのです。
それまで好きな食べ物と言うよりむしろ嫌いな方の食べ物だったので自分でも困惑しました。
きっと亜鉛が不足していたのでしょうね。
身体が欲するのはかなり欠乏していて悲鳴をあげている状態なので積極的に取らなければなりません。
一時期かなりの頻度で牡蠣フライを食べてましたがある時期から食べなくなりました。

 

実験でも短期では栄養バランスが偏りますが長期では是正されるそうです。
食べなくてはならないものは欠乏してからでないと教えてくれません。
身体が悲鳴をあげる前にバランスの良い食事を摂ること大切なことなのかもしれませんね。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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