「タネを蒔かなければ芽は出ない」

おはようございます。近頃、物忘れがヤバい桜井です。(一つ新しいことに気をとられると完全に忘れてる)

今日は営業ウーマンのお話です。
今、歯科業界は勤務医や歯科衛生士の確保が本当に難しくなってきています。
歯科医師は国家試験が難しくなりストレートに進んで一発合格するのは10数%しかならず、2浪3浪が当たり前。合格率が6、70%と発表されているのは国試浪人をかなり含んでの数字ですから難易度の高さがうかがえます。
歯科衛生士では、それでなくても数が少ないのに2年制から3年制に変更になり一時殆ど卒業生がいない時期もありパニックになったことがあるほどです。
一度、衛生士学校に直接求人票を出しに行ったことがあります。
その時に見た求人票は特大のファイルの束が東京なら4つ、神奈川では3つでした。
パラパラめくって探す気が失せるほど膨大な数です。
今や衛生士の求人倍率は20倍を超えており、どこの歯科医院も衛生士が1人でもいれば良い方で駅から遠かったりお給料や労働時間などの条件が普通以下の所は見向きもされません。
衛生士には資格に点数が振り分けられているため経営に直接響くので経営者は必死です。
ですから患者さんと同じで求人が上手なところに多く集まり来ない所は全く来ない二極化が進んでいるのです。
自分の知り合いの歯科医院も求人してやっと1人雇えたのは54歳の衛生士で腰痛を訴え辞めさせてくれと泣かれたそうです。
そんな中、自分の医院でも求人に苦労していたところ、ある求人誌の営業から電話がかかって来たのです。
そことは以前何回かお願いしたことがあるのですが全く効果がなかったので付き合いを絶っていた会社からでした。
タイミングもアポどりも上手だったので思わずアポイントを入れてしまいました。
会ってみると二十代前半の可愛らしい女性で若干不安を覚えつつ任せてみたら5件の問い合わせがあり2名決まりました。
今年も早々に1名獲得することが出来、能力の高さを実感しています。
ただ去年に比べて今年の彼女は少し元気がありませんでした。
詳しくは聞きませんでしたが服装が男物のスーツを着ていたことや当院のHPにある求人ページをみて仕事を頑張ろうと思い直したと言った言葉から女性の営業の大変さが伺えます。
能力があり成績も上がるとやっかみや横槍は必ず入るものです。ですがそれに負けてはいけません。
お客さんが感謝する結果を出せたという事はタネ蒔きでしかありません。
結果を出し続けて初めて芽が出るのです。
信用を獲得し続けることであの人ならと他のお客さんを紹介してくれその輪が広がった時、会社に依存しない強さを身につける事が出来るのです。
今や終身雇用が崩壊し個人の力で道を切り開かなければなりません。
いつの時代でも絶対に成功する武器はたった一つしかありません。
「信用」です。
信用は先程のどれだけ人の役に立つことして来たのか?その一点でしか育てることはできません。
どんな人も企業もこの信用が無ければ永続的に利益を出すことはできないのです。
努力による積み重ねを見ている人は見ています。
そして残念な結果になったとしても、腐らず努力をしていけばいずれ芽が出て大輪の華を咲かせます。
きっと大丈夫。
間違っていませんよ。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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