「口臭は症状であって病気ではない?」

口臭患者さんがまた近頃増えてきました。
口臭を考えるとき多くの人は外科的な考え方をします。
つまり原因の除去です。
分かりやすいところでいうと歯周病で血や膿が出ている場合です。
当然、口臭はかなりキツく、常態化しています。
しかしこの様な人でも口臭が止まる時があるのです。
それは食事をしている時です。
ここで大切なのが口臭は病気の問題ではなくシステムの問題ということなのです。
前に口臭の原因は歯周病だから歯周病を治しましょうと言われて上の歯を全て抜いて来た人がいました。
それで「口臭は止まりましたか?」と聞いたら
「止まりませんでした」と言っていました。
歯科医師も含めて多くの人は外科的な考え方をします。
原因の除去です。
「舌苔をとる」
「膿栓をとる」
「歯を抜く」
いかにも単純で分かりやすいのですが結果を出すことはできないでしょう。
根本が間違っているからです。
口臭は症状であり病気に伴う口臭の人は来ないので治療は効果がありません。
外科の様に原因除去をすれば治るといった単純なことではないため
治療するにも病気が無ければ手が出ません。
口臭は口腔や内臓のシステムエラーが原因ですからその循環を改善するだけでいいのです。
これが治療ではなく予防処置が効く理由です。
口臭は治療ではなく予防して行くものなのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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