「認知行動療法?」

こんばんは!

桜井です。
歯科に心理療法は直接関係無いように見えますよね。
実際、大学でもカリキュラムに心理学は入っていましたが触り程度で終わりましたから
その後、再度勉強しなおすことになるなど夢にも思ってませんでした。
そのきっかけが口臭治療です。
口臭症は口臭をきっかけとした心の傷が原因となって社会生活に障害を起こしている状態です。
つまり口臭がなくなっても社会生活に障害があれば治ったことにならないのです。
この障害を治すには心理療法が効きます。
もちろん重度の精神疾患まで及べば精神科の力が必要ですが
外来ではそこまで行っていない人がほとんどです。
アドラーは人間の悩みは全て人間関係に起因すると言っています。
口臭も同じで自分以外がいなければ気にすることはないでしょう。
では認知行動療法とはどんな治療なのでしょうか。
もともと行動療法と認知療法は別物です。
行動療法は行動主義、認知療法はゲシュタルト心理学から派生していますのでルーツが違いますので根本的な考え方が違うのです。
それらの良い所を合わせたもので
うつ病、パニック障害、強迫性障害、不眠症、薬物依存症、摂食障害、統合失調症などに効果があると言われています。
もともと行動療法だけでもかなり効果が期待できるのですが
心が思考と感情がごちゃ混ぜになりパニックになるっているので
気づきにより認知の歪みを取りのぞき
さらに行動が変わることもを目指した療法と言えます。
行動が変わると認識も変わり言葉が変わっていくのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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