「失敗を楽しむ！」
おはようございます。
今回は失敗のお話。
誰でも失敗はしたくないと考えます。
何故なら「自尊心が下がる」「恥ずかしい」「評判が落ちる」など失敗の度合いによりますが
かなりのダメージが予想されるからです。
しかし失敗しないことなど行動したら絶対にありえないのです。
無駄や失敗を極端に嫌う人がいますが
効率性を追求している人は何も生み出さない人とも言えます。
失敗を嫌うと成長からも嫌われます。
「テキパキ仕事をこなす」と聞くと凄くやり手の会社員という感じがしますよね。
起業家や経営者はテキパキ仕事をこなすことを目標に掲げると思いますか？
たまにいますがその会社に未来はないでしょう。
責任ある立場の人が重視するのは「徒労に終わるかもしれないが冒険すること」「失敗を恐れず挑戦すること」なのです。
効率性と言ったものを求めることは生産性の向上には役立つことは間違いありません。
でも効率性、安全性と成長、貢献は相対するものであり諸刃の剣なのです。
将来、起業家や経営者になりたければ効率性、安全性などは成長する力を削ぎます。
世の中に経験という無駄はありません。
無駄だったという思考があるだけです。
人はすぐに効果があるものを欲しがります。
経験値を効率よく得ることを重視しがちです。
そもそも経験値は危機的状況に陥った時にフレキシブルに対応するための訓練なのです。
効率よく集めた経験値は作業をこなしただけで危機的状況を臨機応変に応える事などできるわけありません。
これこそ手段が目的に変わってしまった典型例なのです。
無駄を良い経験と取れるか？
失敗を反省し明日へと繋げられるか？
もっと言えば「笑い話のネタになるか？」くらいまで落とし込めれば完璧です。
ある人は旅に失敗しに行くと言っていました。
失敗を「美味しいネタが増えた」くらい考えられれば失敗も楽しみになるのです。
