先日「もう勉強するとかチャレンジするとかという年ではない」と言っていた人がいました。
金銭的余裕を持ち、人生が上がったと考えている様です。
確かに40歳は人生の折り返しですから40代、50代で金銭的に余裕がないなら20、30代で手を抜いて生きてきたと取られても仕方ないと思います。
しかし、金銭的余裕で人間をはかるとしたら小さくまとまり過ぎです。
まだ上を目指せるハズなのになぜそこで満足してしまうのでしょうか？
それはある程度、物欲を満たされたからだと思います。
お金を稼ぐことは手段のハズなのにいつの間にか目的にすり替わってしまったか、もともとなかったのかもしれません。
何のためにお金が必要なのか？が「自分が生活するため」で止まっているのです。
20代、30代ならそれでいいでしょう。
しかし、40代、50代は次世代に未来へのバトンを渡す責務があるのです。
周囲の人や世界が良くなるためにどんな事が自分にできるのか？
それを使命と言います。
使命がある人は年齢関係なく軸が未来へと向いているのでこの様な発言はしません。
使命を達成したとしても、さらなる使命が待っているので終わることがないからです。
どんな年でも、もうこれで終わりなどということはないのです。
