「ピンチのときに自分に投げかける言葉は何ですか?」

お金を失うのと健康を損なうのとどちらがダメージが大きいのでしょうか?

ほとんどの人は健康を損なうことがダメージが大きいのはお分かりだと思います。

去年、自分は脳梗塞を起こして左半身麻痺になるところでした。(あれは本当に恐怖でした)
しかし、症状が治まったので入院させられるところを強引に通院に切り替えてもらったのです。
それは自分が入院すると売り上げが下がり借金を返せなくなる方が怖かったからです。
健康は大切と言いながら、借金を返すことに執着している姿は自分ながら情けない限りですね。
今でも、もし麻痺が残ったらどうしていたのだろうと考えます。
自分の場合は左手と顔に麻痺が出て、着替えもろくに一人で着替えさえ出来なくなりビックリしました。
ボタンが止められないのです。
思うように身体が動かせないということはもどかしく情けない気持ちになります。
麻痺が残ったら今までのように仕事は出来なくなり、介護なしには満足に生活もできません。
生活も急激に悪化し、全てを失うのです。
そんなときに自分に投げかけられる言葉は何でしょうか?
「死ななくて良かった」でしょうか?
「それとも死んだ方がマシだった」でしょうか?

自分なら
「まだ自分にはすべきことがあるはずだ」です。
ヒトは絶望の淵に立たされたとき、踏み止まれるかどうかの境目は生かされた意味を見出せるか?なのだと思うのです。
目が悪くなったらメガネをかけるように、歯がなくなったら入れ歯を入れるように補正すればいい。
重い障害を悲劇と受け取り嘆き悲しむのか、克服すべきハンディと受け取り、どうこれからの人生役立てるのかの違いでしょう。
どうせハンディキャップを負ったのなら強みにもなることを知りましょう。
あまり大きい声では言えませんが届け出を出せば車はどこに停めても駐禁フリー。自動車の税金も一部ですが安くなります。
成人であれば障害者年金が受け取れたりもするのです。
無いもの、失ったものを嘆いたって元に戻りません。
ショックで落ち込むのは当然の感情です。

しかしそのときに大切なことは原因を究明しないことです。
それは医者や警察の仕事です。
「どうしてこうなったのか?」を考えると責める対象を探してしまい、前へ進めなくなるからです。
「どうして?」より「どうする?」が大切なのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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