「唇から知恵を、肛門から秩序を知る」

おはようございます。

今日は子供のお話です。
決して下ネタではありません。
ヒトは元々、中空生物で口から触手を伸ばしそれがやがて顎になったと言われています。
つまり食べ物を捉えるために神経の先端が膨らみ脳になったのです。
そのため脳は必ず口の近くにあり、分化も顔は口から作られて鼻、耳が作られていきます。
脳の感覚受容器も口唇をはじめとする口が体の中で1番多いことがわかっています。
これは生まれて1歳半までは反射を使った感覚入力が知恵を作っていることを示しています。
心理学者がこの時期を愛情を育てる大切な時期であると口を揃えていうのも
感覚入力が鋭い時に多くの情報を入れていくことで発達の度合いが変わるからです。
入力があれば出力があるわけで1歳半から3歳では体のコントロールをすることを学習しなければなりません。
いわゆるトイレットトレーニングです。
排泄を自分でコントロールをするということは秩序を学ぶということです。
「えーっそんなことにつながるの?」というかもしれませんね。
この時期は自分で歩けるようになり積極的に外界とかかわっていく時期です。
  自我が芽生え言葉が出るようになり自己主張を始めます。
 第一次時反抗期というやつです。
自己主張や自己表現をすると親の意思と衝突することになります。
この時、排泄のトレーニングを中心に自律性・自己統制を獲得するか失敗して恥や自己疑念を持つかが分かれて行くのです。
つまり排泄のトレーニングに失敗したり、大人のコントロールが強すぎると
自己統制が出来ない感覚に陥り混乱や不安が引き起こされ恥や疑念がに繋がって行くのです。
トイレットトレーニングは卒乳と同じくらい大きなイベントです。
入れて出すことを躾けることこそキレイな身体を作ることに繋がって行くのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

さくら歯科クリニック あおば
ホワイトニングサロン チェリッシュ

マニアと呼ばないで HOME に戻る