「離乳が成長の分かれ道?」

こんばんは。
子供の成長が大きく左右する時期って分かりますか?
皆さんは(歯医者を含めて)あまり気にしていませんが”離乳食の時期”です。
離乳を通じて

○飲む→食べる

○呼吸しながら飲む→呼吸を止めて飲む

○いつもダラダラ飲む→規則的に食べる

 という三つの大きな切り替えをしなければなりません。
成長期は勝手に身体が大きくなりますが
離乳期は初めて迎える学習トレーニングです。
今までは反射でした。
しかし離乳期は

「吸って飲む動作」と「食べものを飲み込む動作」の両刀使いをする次期であり学習出来ていなくても育っている様に見えるのです。
ハイハイから捕まり立ちそしてヨチヨチ歩きをしていくときにノドでは次第に喉頭が下がり
口の奥と喉との距離が出来て
呼吸と飲み込む動作が一緒に出来なくなります。
「えっ!」と言う方もいるでしょう。そうです。
乳児は母乳を飲みながら息が出来るのです。(便利!)
その機能を失う代わり複雑な言葉を話せるようなります。
これは気道の入り口が下がることで
口呼吸が可能になり舌と口蓋を使って構音できる様になるからです。

この切り替えがうまく出来ないと

「鼻呼吸を維持できず口呼吸になる」

「噛むことを学習しない」

「脳の血の巡りが悪い」

となります。
ではこの切り替えをうまくするにはどうすればいいのでしょうか?
答えは
離乳食の与え方です。
離乳食はスプーンに取り下唇の先に触れさせて子供が食べるのを待つのです。
決して口を開いても放り込んではいけません。
うまく出来ないのを見ると手伝いたくなりますし、時間が無駄に思えるかもしれません。
しかしその手間を端折るから

「歯並びが悪い」

「口をいつも開いている」

「姿勢が悪い」

「集中力がない」

「風邪を引きやすい」

「むせやすい」

「早食い」

「極端に食べるのが遅い」
と言う子供が出来上がり、大人になっても引きずることになるのです。
「そんなこと知らんし!」と言うかもしれません。
子育ては義務教育ではありません。
自ら学び、情報を取りに行かなければ誰も教えてくれません。
「欲しいものには手を伸ばしなさい。近づいていきなさい。動き出しなさい」
とジョセフ・マーフィーも言っています。
今はほとんどの情報にアクセス出来ます。
しかし、欲しい情報を見つけられるとは限りません。
だからこそ普段から学ぶ姿勢が大切です。
子供は親を選べないのですから。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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