「歯なんかなくても食事はできる」

こんにちは。桜井です。
いきなり刺激的なタイトルですが事実です。
もっと言うとキチンと歯を使っている人が本当い少ないということなのです。
現在、土地が痩せてミネラルなどが食事から取りにくくなっていると言われています。
さらに噛まないのですから更にミネラルが不足するのは当たり前ですね。
多くの人は何を食べるのかに注目しますが、その前にどう食べるのかの方が大切なのです。
歯の最大の目的は効率よく食物と唾液を混ぜることです。
私は良く噛んでますという人に限って噛む目的から外れている人が多いのです。
多くの人は噛む目的は細かく小さく噛み砕くことであると考えています。
これは歯科医師でも同じです。
昔は食事が硬かったので咀嚼回数が多く、咀嚼能力=歯の本数でした。
しかし今の食事は噛まなくても食べられるものばかりです。
ですから今は咀嚼能力=歯の本数ではないのに未だ大学では咀嚼効率を研究しています。
良く噛んでいるということは豆腐でさえ28回噛むということです。
良く噛んでいる感覚に襲われるのは噛む力が強いことを示しています。
人間の歯の中で1番力がかかるのが6歳臼歯と呼ばれる奥歯です。
そこに一気に食べ物を放り込み砕いて飲み込むという噛み方なのです。
ここにいきなり食べ物を入れると潰して反射で飲んでしまいます。
歯は前歯から使っていき小さい奥歯、大きい奥歯と順番に使うように設計されています。
つまり奥に行くにつれて食べ物が消化される準備がなされる重要な過程が咀嚼なのです。
日常の食事が流動食のようになってしまった現代では噛む動作を意識することが健康の秘訣になるのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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