「言い訳には二種類ある?」

おはようございます。
人間は言い訳を常に探しています。
これはフロイトの構造論的に考えると
自分が行いたい欲求と危険を回避するための抑制を
両天秤にかけ
社会的に最適であると判断した場合にのみ行動を起こします。
この社会的にどうかという基準こそが道徳であり社会的規範です。
つまり判断基準が自分にないので周囲を納得させる理由が必要なのです。
これが言い訳です。
言い訳には二種類あります。
自分を守る言い訳と前に進む言い訳です。
自分を守る言い訳は行動しないと決めた言い訳です。
このエネルギーは失いたくないという守りの本能から来ていますので強力です。
行動には責任が伴いますのでリスクヘッジをしたくなるのは無理もないと言えます。
前に進む言い訳とは「約束したから」「やるときめたから」などの自分を前に進めるための言い訳です。
ここで大切なのはもっともらしい言い訳を与えてあげれば人間は行動するということです。
例えば予防接種。
注射は皆さん嫌ですよね。
「皆さん予防接種を受けてますよ」と言われたら受けませんか?
これは「みんな受けているのに受けなくて良いの?」という社会的規範に自分が外れている様に感じ
受けない責任を回避するための行動なのです。
これは人は一貫性がないと信用を失うことを知っているからであり、
無理矢理でも良いので起こした行動に意味づけと解釈をつけて行動の正当性を自分に納得させたいのです。
クロージングは「行動するための口実を与える一言」を添えられるかにかかっているのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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