「歯ぎしりとくいしばりは違う?」

歯ぎしりとくいしばりは違います。
歯ぎしりとは寝てる時にギリギリしているアレです。
昔、友達のところに泊まった時、ノコギリを引いている様な音がしたのでビックリして起きたら友達の歯ぎしりだったことがあります(笑)
凄い音ですからしばらく見てるとすぐに治りました。
歯が割れても無理ないなと思うくらい衝撃でした。
一方、くいしばりは見ても分かりませんし本人にも自覚は全くありません。
「あなたにはくいしばりがあります」というと
「自分はくいしばりなんてしていない」とほとんどの人が主張してきます。
「いつも歯が合わさっていませんか?」と聞くと全ての人が「合わさっている」と言います。
「それが食いしばりです」と言うと非常にビックリされます。
今日はその診断によりマウスピースが有効にも有害にも働くということなのです。
歯ぎしりはマウスピースが歯の破折を防ぐのにとても有効ですが厚くソフトなマウスピースが向いています。
凄い人なら3ヶ月程で穴を開けてきます。
一方、食いしばりはマウスピースは開口障害や痛みを伴う場合以外は入れません。
何故なら顎の位置が変わるからです。
9割以上の人が顎関節に異常を持っています。
そこにマウスピースを入れると顎が本来噛む位置に戻ろうとするのです。
ホワイト二ングでマウスピースを入れたら噛むとところがわからなくなったというのもこれです。
マウスピースを入れなければ2、3日で元に戻ります。
ただマウスピースと言っても人によって適応が違うので気をつけましょう。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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