「人間は楽な方が苦痛?」

おはようございます。
今年は色々なスキルを手に入れて占い師のようになってきた桜井です(バイオリズムだけどね)
ハルは人間は欲を満たすために行動し、欲が満たされた快適な状態を学習することで快適を求めて行動するとしました。
転じて「人間も動物は欠乏がないと行動しない怠惰な存在」としたのです。

それに疑問を投げかける実験があります。ヘロンの感覚遮断実験(1957年)です。
これはストレスを極力排除した状態(王様状態)で人間は快適に過ごせるか?といった実験です。
完全防音の部屋で湿度や室温は快適に設定されゴーグルで視力を奪い手足にもカバーをつけて触覚を奪った状態で食事とトイレ以外は柔らかいベッドで寝ているだけです。
短くて3時間、長い人は3日耐えたそうですが長時間耐えた人はその後幻聴や幻覚を見るようになったそうです。
これから分かることは人間は刺激や情報が多すぎても少な過ぎても良くないと言うこと。
私達が積極的に環境への関わりを求めるのは感覚という情報が欲しいからといえます。
生まれつき目や耳が障害されている子が皮膚を掻きむしったり壁に頭をぶつけ続けたりすることがあるそうです。
これは一見、自傷行為に見えますが感覚入力が少ないためにそれを補うための行為なのです。
つまり生きようとしている現れでもあるのです。
悠々自適な暮らしとはいつまでも学び続ける諦めない人生のことなのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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