「人は周りを見て行動を決めている」

おはようございます。
ビタミンが足らないのでしょうか。酸っぱいものが食べたり飲んだりしたくなる今日この頃桜井です
先日、ネットで外国人の人が日本の街中でうずくまっているのに何時間も誰も声をかけなかったという投稿を見ました。
誰も声をかけなかったのは相手が外人で英語が話せないことがコンプレックスで声がけをためらったのが原因だと書いてありました。
これは少し浅い見方ですね。
多分、日本人だったとしても結果は変わらないでしょう。
これは傍観者効果と言われるもので三つの要因がうたわれています。

1、多元的無知

2、評価懸念

3、責任の分散
先ほどの英語のコンプレックスは2の評価懸念で上手く通じなかったらどうしようという恥をかきたくないという思いが邪魔をしているということですが、それより大げさに騒いで大したことなかったらどうしようと考える方が自然です。
周りに大勢の人がいて気づいていながら何もしないという情報は大したこと無いのだと間違った情報を読みとりやすいからです。
これを多元的無知と言います。
責任の分散は「誰かが助けるだろう」とタカをくくることですね。
問題は環境にあります。
大勢の人が行き来する大都市だからこそ危機的状況なら自ら助けを求めなければならないのです。
声が出せなければ誰かの足でも掴んで知らせなければなりません。
郷に入れば郷に従えということわざがありますがこれを心理学用語で同調と言います。
多数派の行動に人々が近づく事をいうのですが、我々はこの行動から二つのことを読み取り行動を決めています。
それは情報とルール(暗黙、地域限定)です。
周りが助けないという情報は助ける必要がないというルールだと考えてしまうのです。
このルールを破らせるには自ら叫ぶ、足を掴む、石を投げてガラス割るなどの行動に出る必要があるのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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