「インプラントは善か悪か?」

おはようございます。

朝慌てて階段を降りていたら足首を捻挫した桜井です(アウッチ)
先日、飲み会(この頃飲んでばっかり)で友人にインプラントってどうなの?と聞かれました。
友人は両方の奥歯にインプラントを入れていますが週刊誌やテレビのバッシングで心を痛めてました。
バッシングが流行って早5年以上の月日が経ちました。
あれだけバッシングがあっても希望する人が絶えないのは何故なのでしょう?
それは未だインプラントに入れ歯がかなわないからです。
歯茎に乗っているだけの入れ歯と顎の骨に固定されているインプラントではかけられる重量の桁が違うのですから当然噛めるようになりますよね。
では何故こんなに問題になったのかと言えば金額や治療法にフォーカスしたからでしょう。
金額が高ければ当然、期待度は上がります。
それに見合った見返りを求めるのも当然でしょう。
うまく行かなければ治療法に問題があったのではないかと疑いたくなるもの無理はありません。
しかし、すでに治療法はエビデンスも揃い確立されインプラント自体も医療材料として厚労省の厳しく長い審査を経て認可を受けたものです。
後はやって見なければ分からないエラーです。
つまりここでの議論はあまり意味がないのです。
インプラントの長持ちや金額にフォーカスするから議論が週刊誌並みに低レベルなのです。
インプラントで苦労なく美味しくまた食べらるようになりたいことが目的なはずです。
リスクを恐れてやらないのは一見無難に見えます。
苦労なく食べる期間を少しでも取り戻すことと入れてトラブルを避けるため入れ歯で我慢し続けることであれば前者の方が選択すべきことなのではないでしょうか。
誰かが「インプラントは顎の骨に刺さったトゲだ」と言っていましたがその通りです。
インプラントは歯ではありませんからご自分の歯のようにアゴへの負担を減らす歯根膜も歯周病菌が入らないようにする滲出液もありません。
ですから歯に比べたらひ弱です。
ですから環境を整えることが必要です。
治療はあくまでも痛みをとること機能回復が目的です。
インプラントや歯を長持ちさせるのは予防です。
治療期間が長いほどあれだけ頑張ったからもう大丈夫なんてことはありえないのです。
予防の方がよっぽど長く通わなければならないのですから。
インプラントを入れて心配しなければならないのは入れた後のメンテナンス対応をしっかりやってもらえるかどうかなのではないでしょうか。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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