「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということわざがあります。

これはそのままで憎いと思うと実際に関係なく関連があると判断したものは全て憎いと考えてしまうということです。
これを心理学では汎化と言います。
これの成り立ちを解明した有名な実験があります。
アルバート坊やの実験です。
白ねずみを初めてみる生後8ヶ月ほどの幼児は全く怖がりません。
そして一度隠してまた見せます。
その時にすぐ後ろで金属の棒を叩いて凄い音を出します。
それでなくても幼児は音に敏感なのでビックリして泣き出します。
これを何回か繰り返すと音が無くても白ねずみを見ただけで泣き出します。
そしてアルバート坊やの恐怖の対象は白ひげサンタ、白ウサギ、白い毛皮にまで及んだのです。
これはまさに「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」

ですね。
この恐怖は消去可能です。
白ねずみを見ても何も起きないと気づくまで何度も見せるだけです。
何が言いたいかと言えば感情は条件付けにより歪むと言うことなのです。
もし「いつも自信が持てない」「自分は何をやってもだめなんだ」と思うのなら、それはダメなんだと言う条件付けがなされただけです。
消去したければ三つの条件を守って下さい。
「自分にポジティブな言葉を読み聞かせ」

「小さな成功体験を大げさに喜ぶ」

「ネガティヴな人とは一切付き合わない」
どうですか?
そう考えると難しくなさそうですね。
メンターを作り四六時中行動するというのも同じ効果が得られます。
あなたはダメと言う人よりあなたはできる人と言われた方が伸びると言うのは本当なのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

さくら歯科クリニック あおば
ホワイトニングサロン チェリッシュ

マニアと呼ばないで HOME に戻る