「コミュニケーションに時短はいらない」

人は会話でコミュニケーションをとりますよね。
この時、「聞いていいこと」と「聞いてはいけないこと」を無意識でも分けていると思います。
カウンセリングになると、ここが若干変化します。
聞きづらいことでも積極的に問いかけをして、さらに確認までして行きます。
そこには沈黙や顔の表情も返事として含まれます。
意思確認をしながら共感ポイントを探るためです。
この共感ポイントを心理学では「了解」と言い、とても重要視されます。
なぜなら意思確認をしないと思い込みで決めつけてしまう恐れがあるからです。
特に日本は察する文化のため「言わなくてもわかるでしょ」と意思の確認を省く傾向が強いので了解を得る事に慣れていません。
相手のことがよく分からない時は大概この確認ができていないのが原因です。
確認しないのは自分の価値観を当てはめて人をみる時短の癖がついているからです。
だから人が自分の意に沿わない行動や言動にイライラするのです。
以前、自分も反抗的なスタッフがいた時、何を考えているか、サッパリ見当もつかず悩みました。
メンターに相談した時に紹介されたのがサイグラムです。
内容は兎も角、驚いたのはグループワークで人は同じ考え方をする人はわずかで、全然違う考え方をすることでした。
想像できないでしょうが、実感するとかなりショックです。
例えば、

褒められたら誰でも嬉しいはずだから褒めまくるとします。
ところが一部の人間はその裏を探り褒めまくるとかえって不信感を招きます。
初対面で気を使って話したつもりが、一部の人には「圧迫感が強いと感じた」といわれたり、
簡単なリアクションならすぐにメールを返すが、リアクションの難しいメールは考えているうちに返しそびれてそのままにしていると言ったら皆に引かれたりと
本当に人それぞれなのだと実感しました。
時短せず、掘り下げて聞いてあげることが大切ですね。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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