願望を欲望に変えない

おはようございます。
ここ1年位、急速滅菌器の調子が悪く、騙し騙し使っていましたが、先日メンテナンスのお兄さんにそろそろ新しいのを買って下さいと泣きつかれた桜井です。(ヤバイ また出費が増える 泣きそう)

うちに来ているバイトの子が歯科医院に就職すべく就活を行っています。
すでに2回落ちて、「何で落ちるか分からない」と嘆いていました。
何度も落ちると自信を無くしますよね。
自分も意外と打たれ弱のでよくわかります。
失望や後悔するのは自然の反応です。
その傷が癒えるまで待ってもいいし、チャレンジしまくるのもいいでしょう。
着目すべきは手段にこだわっている事です。
全ては受かるまでのリハーサルと考えるようにすればいいのです。
絶対してはいけないのが、結果で起こった感情を「自分にも外にも向けないこと」です。
「何度も落ちるなんて私はダメな人間だ」と

自分に向けるとうつ病、パニック、自己憐憫、自己嫌悪となり不合理な感情を引き起こします。
外や他者に向かうと虐待や恫喝などを引き起こします。
この原因は欲望がマスト化されたことにより起こります。
「ねばならない」「当然だ」「であるべきだ」

と正義の旗を振りはじめたら危険です。
何故、マスト化するとダメなのか?
それは正義の旗のもと、自分の正義を貫くために全エネルギーと時間を使い、改善や攻略にまわす余裕が無くなるからです。
先程の就職試験に落ちたら何処が悪かったか?にフォーカスしているうちは攻略法を改善したり人に聞ける余裕があります。

しかし、あの会社はブラックだとか、面接官がパワハラを行ったとか言い始めた場合は冷静でいられなくなり戦い始めるのです。
これは言う事を聞かせるために暴力を振るっているのと同じです。
こうなるともう止まれません。
そうやって入った会社が歓迎するはずもなく、しかも良い人間関係を構築できるわけありません。
そうやって認められずにまた次の仕事を探し始めるのです。
大事なのは「願望を欲望に変えないこと」なのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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