咬合器とフェイスボウトランスファー

歯科医院に咬合器とフェイスボウが無いということは喫茶店でコーヒー豆とミルが無いのと同じです。確かにインスタントコーヒーでも良いのかも知れない。あっても使えなければ意味無いし。確かに咬合器を使える様になるためにはトレーニングを受けなければならないし、利益に直接繋がらないかも知れない。でもあまりにもプロ意識が足らなくないか?うちみたいにK7の咬合診断器までは要らないとは思うけど、せめて咬合器とフェイスボウがなければブリッジ以上の補綴はすべきではないと考えます。

この前来た患者さんは前歯が傾いていました。どこで噛んで良いか分からないのが主訴でしたがそれ以前の問題が山積してました。

前歯が傾くのは基準を採得しなかったからです。その基準の一つがフェイスボウです。フェイスボウを扱える歯科医師が少ないのでしょう。技工士さんでさえまともな咬合器を持っている人がいません。

今後は

  CADCAMや3Dプリンターの発達で咬合器もバーチャルの世界へ向かいます。その時に咬合器調整の意味や癖が分からないと補綴物が作れなくなるのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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