「なぜ血液型と性格は関係ないのに未だ信じる人が多いのか?」

おはようございます。血液型はO型の桜井です。

血液型と性格特性に相関なし。これは多くの実験により既に決定づけられている事実です。

その実験の中にはちょっと意地悪な実験もあります。

血液型特性診断の本から各血液型の特徴を20個づつ抜き出し、

血液型のラベルをつけておきます。

4種類のリストを読んで自分に当てはまるリストを選んでもらうという実験です。

大学生と短大生合わせて279名を被験者として実験したところ、自分の血液型のラベルを選ぶ人が圧倒的に多かったそうです。

そう言われれば「やっぱり血液型合ってるじゃん」となりますが

何とラベルを入れ替えてあったのです。

このように内容よりラベルや肩書きに左右されることをラベリング効果と言います。

何故こんなことが起こるかと言えば血液型の特徴がフリーサイズであることが挙げられます。

フリーサイズとはあの服のフリーサイズのことです。

つまり大体、誰にでも当てはまることしか言っていないということで

バーナム効果により当たっている気がするということなのです。

例えば大雑把と言われたら、細かいことが気になる人でも全てにおいてではなく

変なところで大雑把だったりするため、当たっていると勘違いするのです。

また、基本的帰属錯誤という認知バイアスが働くことも信じることに追い打ちをかけます。

これは人が行動の原因を推定するとき、その場の影響より性格に原因があると考えやすいということです。

簡単に言うとA型の人が礼儀正しいところを見て確かにA型だと確信すると言うことです。

しかし、誰でも初対面の場所だったり、誰も知らない場所であれば礼儀正しいのは当たり前です。

つまり環境の影響を考えず、「やっぱりね」と信念体系を作ってしまうのです。

これは占いで騙されやすい人の特徴とも言えますのでご用心。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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