「歯磨き剤は排泄されずに残る経皮毒である」

今回は歯磨き剤のお話です。
経皮吸収という言葉をご存知ですか?
我々は食べ物や飲み物を口を通して取り込んでいきます。
これを経口摂取と言います。
経口摂取の場合唾液で解毒され、さらに肝臓では代謝酵素の働きで有害物質を90%以上分解解毒します。
 食べ物や医薬品を口から取り込むことを経口吸収といい食べ物には即、命に関わるものが多いので防御機能が多く備わっています。
しかし経皮吸収は解毒作用が低く蓄積されやすいのです。
何が言いたいかと言えば口の粘膜から吸収された毒は速やかに吸収されデトックスされづらいのです。
口の中で毒となるのは二つあります。
それは金属イオンと歯磨き剤です。
金属イオンは昔使われていた金属の詰め物に水銀が含有されていて体内に蓄積しやすいと言われています。
掌蹠膿疱症という指先や手の平から膿や水疱が発生する病気との関連があると言われており
金属の詰め物をセラミックに詰めなおしたら
10年以上悩んでいたものが一週間ほどで綺麗になった症例を経験しており
症例報告も多数あります。
しかし関連性は不明とされています。
調べようがないからというのが理由です。
もっと恐ろしいのが歯磨き剤です。
多くの歯磨き剤は合成洗剤です。
名目は発泡剤で正式名称をラウリル酸ナトリウムと言います。
この洗剤は細胞壁を溶かし深部に入り込み血管内に入り込んだり脂肪細胞に蓄えられたりします。
表層では何が起こっているかと言えば粘膜が荒れて唾液中に滑落した上皮粘膜が混ざり唾液が臭うようになるのです。
これは口臭測定で唾液を検査した時に初めて分かりました。
口臭を気にする人は一日に3-5回ブラッシングをします。
ブラッシング自体はさほど問題にはならないのです。
しかし歯磨き剤で口腔内が荒れるので唾液が白濁します。
もっと凄い唾液は黄濁し沈殿している唾液です。
よくよく聞いてみると口臭を気にするあまり歯磨き剤をつけて舌を磨いているのです。
嘘のような本当の話です。
それはドブのような臭いがするのも仕方ないですよね。
しかし本当に怖いのはこの粘膜に入った合成界面活性剤が血液を通って全身に回ることです。
これは授乳中であれば母乳にも含まれ子供の中に入っていくということなのです。
しかも先ほどの掌蹠膿疱症のように感染物質が検知できず原因不明と言われるのです。
因果関係はこれからも証明されることはないでしょう。
何故なら合成界面活性剤は化学物質として安定しており経口のように排泄や解毒されにくいのです。
ですが証明をされるまで洗剤の汚染にさらされ続けるのですか?
使用感やCMに騙されてはいけません。
合成界面剤はシャンプーやボディソープにも使われていますが腕の皮膚を1とすると12倍粘膜の吸収率が高いと言われています。
つまり速やかに吸収され蓄積されるにもかかわらず毎日3回汚染し続ける人が多いのはやはりテレビの力が大きいのでしょうね。
経皮毒は目に見えないし大きく報道されることは今後もありません。
テレビは視聴者を向いていません。スポンサーを見ているのです。
だから正しいことを言えないという事情も考えて真偽を見極めなければならないのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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