こんにちは。
スタッフと相変わらずエアコンの温度設定で小さな戦争をしている桜井です(寒いと言っているのは自分だけでスタッフは汗だくと言っています)
日本では安心安全が普通でしたが、昨今では信号待ちをしているだけでも車が突っ込んでくる時代になりましたね。
今回は安心安全と言っても、会議やミーティングのお話です。
先日、コンサルタントの講師から会議やミーティングで1番大切なことは安心安全の場作りであると聞きました。
これはキャリアコンサルティングの基本であるラポール形成には不可欠と言えます。
ロジャーズは傾聴の3条件として共感的理解、無条件の肯定的態度、自己一致の3つがあります。
安心安全は無条件の肯定的態度に当たります。
「何を言っても許される」「どの様な意見でも否定されない」「秘密は漏らさない」などは安心安全の土台となります。
これがないと迂闊に言葉を発すること危険ですし、信頼関係を構築することはできません。
幼少期の子供と母親の関係も同じことが見られます。
子供は養護者が見守ってくれているという確信がないと挑戦できないため成長できないのです。
これを愛着形成と言い、母親などの養護者は安全基地と呼ばれます。
スタッフや従業員が自律的に成長するにも社長や上司が安全基地として機能していることが条件になります。
ワンマンや教えたがりでは部下は育ちません。
ただ「見守り続けること」だけです。
難しい人には難しいでしょう。
「世話焼きは勇気を挫く行為である」とアドラーは言っています。
教えるより問いかけることが大事なのです。