おはようございます。桜井です。
フリーターにはモラトリアム型、夢追い型、やむを得ず型の3つがあることは以前お話をしました。
やりたいことでは生活が成り立たないためにアルバイトで凌いでいる人はすでにやりたいことに対して行動を起こしているので夢追い型と言えます。
やむを得ず型は病気などで一時的にお休みしている状態や就職氷河期などの環境によってあぶれている状態です。
問題はモラトリアム型で自分のやりたいことや道を決めかねて迷っている状態です。
この場合、自分と社会との共通点や接点を見出すことは自分では難しいこと示しています。
この時、大切なことは自己概念のあぶり出しです。
シャインは
「やりたいこと」(will)
「すべきこと」(must)
「できること」(can)
の3つの側面から検討することを勧めています。
現実検討では「すべきこと」と「できること」に注目しなければなりません。
「できること」にはそれまでの自分が選択した自己概念の表れとも言えるからです。
その中に自分に向いていることが含まれているのです。
そこに着目し、強みとするためにするべきことは決まります。
そして経験とすることで夢やなりたい自分が明確になることもあるでしょう。
大概、モラトリアム型は体験や経験が足らず情報不足のために、なりたい自分がわからないのです。
まずは一歩踏み出すことが大切なのです。